付き合い始めの頃に戻りたい…でももう限界。大好きだけど別れを決心した日。
スポンサーリンク
※この記事はドライな彼と付き合って別れるまでの話で、その第一話です。
付き合って半年くらいから彼から完全に連絡がなくなり、何かが変わっていきました。
でも私は知らんぷりしていました。
なぜなら問題と向き合って彼と離れるのが恐かったからです。
今回は彼と出会ってから別れを決心するまでのことを綴っています。
[1]付き合ってるのに毎日不安な状態
彼と出会ったのは大学のサークル。
出会ってお互い惹かれるようにすぐ付き合った。
ありきたりなスタートだけどこれまでちゃんとした付き合いをほとんどしたことない私からすると「普通の交際ができてる!!」ととても幸せだった。
- ラインで何気ない日常を話したり、
- 安い居酒屋でご飯食べたり、
- イベントを一緒に過ごしたり、
こんなよくある日常にすごく満たされていた。
周りの友達も応援してくれていたしこれからの人生ずっとずっと彼と生きていくんだろうなと信じていた。
だけど付き合って3ヶ月くらいから少しずつ彼からの連絡は少なくなっていった。
そして半年記念日を迎える頃には、
- 彼からの連絡は全くなし、
- 遊びの誘いもいつも私から、
で「ほんとに私のこと好きなの?」と不安を抱えるようになった。
連絡がない上に彼は感情表現が苦手で割とドライだったから「好き」の言葉もなくほんとに毎日しんどかった。
友達に相談すると「思ってることちゃんと言ったほうがいいよ」といつもいつもアドバイスされていたが言えなかった。
- 連絡ないことの不安をぶちまけて嫌われたらどうしよう。
- 彼氏彼女の関係でどこまで踏み込んでいいの?
とどうしても彼に気持ちを伝えるのが恐かった。
彼に別れを告げられたらもう生活していけなくなる、だからどうしても言えなかった。
だけど「彼の考えてることが分からない」という不安は膨れあがる一方で付き合ってるのに片思いしてるみたいで本当につらかった。
1年記念日を迎える頃くらいからは彼への疑心感を都合の良いように捉えてなんとか自分を保っていた。
例えば、
彼と喧嘩を一度もしたことがないことに対して友達に「喧嘩しないなんてお互いの気持ち知らなすぎだよ!」と言われたが、
「お互い干渉・束縛しないのが私たちの関係だから」
と目の前の問題に蓋をしていた。
でもそれだけじゃ我慢できなくて、
- イベントは絶対一緒に過ごしてプレゼント交換して、
- 旅行行った日はたくさんの写真を撮るようにして、
- 自分を安心させるためにSNSに彼との画像も載せて、
「私は彼に愛されてる」という証が欲しくて必死だった。
そんな状況で、
- 会ったときは変わらず接してくれて安心できる
- でも離れてるときはいつもしんどい
- この状況をどうにかしたいけどどうしていいか分からない
という思いを抱えたままいつの間にか就活も終わって大学卒業を迎えようとしていた。
[2]感情をぶつけるだけの喧嘩ばかりの日々
卒業式フィーバーでこのときばかりは「これからお互い別々だけど支え合っていけたらいいな」とポジティブに考えていた。
だけどそんな卒業式フィーバーの熱もすぐに冷め、また不安な毎日に戻った。
そんな私を見かねた友達が、
とガツンとアドバイスしてくれた!
「確かにこれからも一緒に過ごしていくんだから話し合えるようにならなきゃ!乗り越えなきゃ!」とようやく目が覚めて彼に気持ちを伝えることにした。
ただ直接伝えるのはまだ勇気がないからラインで、
- 連絡も遊びの誘いも全て私からするのが嫌なこと
- 用あるラインはさすがに返信して欲しい
と伝えた。
すると彼からは「ごめんね、分かったよ」だけだった。
友達に報告すると「それだけ??」と言われたけど私にとってはかなり前進できたと舞い上がっていた。
「慣れ」というのはすごいもので一度経験したら、これまであれだけ怖がってたことでもできるようになる。
ラインで不満を伝えてからいつの間にか彼に直接思ったことを言えるようになっていた。
そしてこの頃から喧嘩が増えていった。
当時「私たち話し合いできてる!前に進んでる!」と感じていたけど今思えば、
- 私が嫌だったことを伝える
- 彼が反論して渋々引き下がる(または泣いて終わる)
とただの感情のぶつけ合いで何も解決できていなかったと思う。
そしてお互い社会人としての新生活も過ごしていく中で彼は以前よりもなあなあになっていった。
- 平気で遅刻してくるし、
- 私との約束があっても会社の飲み会を優先して私は待ちぼうけ、
- 疲れてるという理由だけ会ってるときもだるそうにする、
明らかに私の位が最下位だった。
自分から遊びを誘わないのに男女で旅行に行ってるところをSNSで見かけたときなんかは発狂しそうだった。
私はもう我慢の限界だった。
どうしてこうなったの…
いつから歯車が狂い出したの…
あんなに優しかったじゃない…
付き合ったばかりの頃に戻りたい。
心底そう思った。
だけど、
- これまで1年以上付き合ってきて今更彼のいない生活なんて考えられない、
- 世の中には浮気・DVするやつもいる。それに比べて彼は自分の親も大事にしてるし優しいし。。。
と別れるのもありえなかった。
しかしそんな臆病な私でもついに別れを決断する日がくる。
[3]好きだけど別れを決心した日
転機になったのは環境の変化だった。
私は当時ベンチャー企業で働いていたのだが、小さい会社だったから新人の私にはありえないくらい色んな仕事を任された。
大変だったけど仕事している間は彼への不安も感じず、やりがいがあって楽しかった。
私は死に物狂いで働いたし一緒に働く人たちも必死だった。
みんな自分の意思でその会社で選び、週明けの月曜が嫌という状態ではなかった。
ようは嫌々で働いていなかったのだ。
だけど私の彼は??
仕事をだるそうにしているし隠れてサボった話を聞いたときなんかはかなり萎えた。
彼のことは好き、大好きだ。
優しい一面にも惹かれた。
だけど、
- 「彼とは今出会っても友達にもならない」
- 「人として尊敬できるところもない」
と彼氏ではなく一人の人間として彼を見るようになっていった。
周り全員にも「彼氏と別れたほうがいい、絶対もっといい人いるよ」と言われていた。
そして相変わらず遅刻、礼儀なし、馴れ合いの連続で少しずつ不満が蓄積されていってラブホ代を払わされたことも後押して、
とついに別れを決心することにした。
だけどかっこよく彼に別れを告げてきっぱり離れられたらよかったのだがこれまでの思い出に引っ張られ苦しむことになる…
次回のお話はこちら。
スポンサーリンク
関連キーワード
2019/1:コメント欄設置しました。何か質問ありましたらコメントからお気軽にどうぞ。
コメントを残す